車の運転で判断力を養う

年を取ると、判断力が衰えてくると思われています。
この場合の判断力とは、咄嗟に下す必要があるものです。
卑近なところでは、車の運転に伴う、細々、様々な瞬時の決断力がそうです。

この判断力 プラス 決断力と言うのは、訓練によって身に付くものです。
つまり、経験がモノをいう力ですから、
年齢を重ね、色々な場面を体験して培っていくものなのです。
横軸年齢、縦軸判断力のグラフで表したとしたら
きれいな山のカーブになるでしょうか。

なんだか皮肉に思えますね。

例えば
めでたく運転免許を取得し、実際に路上で車を走らせることになりますが、
隣にいた教官はいなくなり、心細さは半端ではありません。
代わりに、親や運転の先輩に座ってもらって、
道案内だとか 車線変更のタイミングなどの指示を期待しつつ
練習を重ねる訳です。

運転も慣れるにしたがって 隣の教官然とした存在は疎ましくなってきます。
寄りたい店があって、ナビの人の指示が遅れたりすると
舌打ちしたくなってきてしまいます。
右折のタイミングを、自分と違う感覚で強制されると
カチンとくるようになります。
自分の判断力に自信がついてきた証拠です。

まるで赤ちゃんの自我が芽生えてくるようなものです。

そうやって身に着けた判断力、決断力は、運転以外の生活場面でも
自分にとって頼もしく活躍してくれるようになります。

ですから、ゆとり世代、指示待ち人間と呼ばれる
我が子たちには、できるだけ早く運転免許を取ってほしいと考えていました。

衰えるものは、訓練によってその速度を緩やかにすることです。
親子共々で頑張りましょう。